オリーブ油と健康

オリーブ油は
ヘルシーな油として、最近日本でも人気が高まっています。地中海沿岸の料理に欠かせないオリーブ油は、地中海沿岸地方原産のモクセイ科の植物であるオリーブの油です。オリーブ油の脂肪の構成脂肪酸は、コレステロールを取り除く不飽和脂肪酸の一種であるオレイン酸です。オリーブ油にはオレイン酸を70〜80%も含まれています。オレイン酸は不飽和の部分が一個であるという特徴がある不飽和脂肪酸で不飽和脂肪酸なのですが、不飽和の部分が少なく、酸化しにくく、さらにエネルギー消費されやすく、体の中に溜まることが少ない健康的な脂質です。多価不飽和脂肪酸は体の中でさまざまな化学反応に関係している反面、酸化しやすいために酸化防止に効果があるビタミン類を摂取しなければなりませんが、オレイン酸は不飽和脂肪酸でありながら体の中に蓄積されにくく、安定しているので、健康な食生活をするためにはオレイン酸を中心に摂取することが大切です。地中海地方では油分を多く摂取しているにもかかわらず、心疾患が少ない理由はオリーブ油に多く含まれているオレイン酸のおかげです。オレイン酸とは一価不飽和脂肪酸の一種で、コレステロールを下げる作用があり、しかも善玉コレステロールは下げないという優れた脂質です。
不飽和脂肪酸は生活習慣病予防に効果があるヘルシーな脂質です!

脂肪酸には、炭素分子同士が二重結合している”不飽和脂肪酸”と二重結合していない”飽和脂肪酸”の二種類あります。そして、不飽和脂肪酸には二重結合が一個の「一価不飽和脂肪酸」、二重結合が二個以上あるものが「多価不飽和脂肪酸」と呼ばれています。末端の炭素から三つ目に二重結合があるものをn-3系脂肪酸で六つ目に二重結合があるものをn-6系脂肪酸と呼ばれています。代表的な不飽和脂肪酸には”オレイン酸”、”リノール酸”、”γリノレン酸”、”アラキドン酸”、”αリノレン酸”、”EPA(エイコサペンタエン酸)”、”DHA(ドコサエキサエン酸)”があります。一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸はコレステロールを低下させ、胃酸分泌を調整する働きがあります。オレイン酸は「オリーブ油」、「サラダ油」、「キャノーラ油」などに含まれています。不飽和脂肪酸は魚やオリーブ油などに多く含まれる脂肪酸で、多く摂取するためには魚料理を食事に取り入れることが大切です。不飽和脂肪酸は、酸化しやすい性質があり、長く保存すると酸化してしまいますからがんや老化を招いてしまう危険性がありますので購入したらできるだけ新鮮なうちに使い切ることが大切です。不飽和脂肪酸を多く含む食品には、オリーブ油や鯖、鰯などです。
オリーブ油 便秘 便秘にオリーブ油!?

オリーブ油は、便秘解消に効果があることが知られています。オリーブ油に多く含まれているオレイン酸という成分が、腸を活発にする働きを持っており、オレイン酸は胃に優しく、胃酸を調整する働きがありますので便秘改善に効果があるという特徴があり、また、オリーブ油には不溶性食物繊維が豊富に含まれており、良い影響を腸に与えるということが知られています。オレイン酸は腸を刺激してスムーズな排便を促してくれます。ストレスなどで便がコロコロして硬くなったときにはオリーブ油を摂取しているとすぐに便秘が改善されるようです。便秘予防にはオリーブ油が腸壁を滑らかにしてくれるので腸の運動を高め、便秘改善に効果があります。オリーブ油に多く含まれているオレイン酸は腸で吸収されにくいため腸の内容物を柔らかくして排便を促し、大腸がんを予防するそうです。慢性便秘の解消には朝食に大さじ二杯のオリーブ油を摂取し続ければ効果が期待できます。また、オリーブ油を寝る前にスプーン1杯くらい飲むのも劇的に便秘が改善されるそうです。赤ちゃんの皮膚にサラダ油を塗ってしばらくすると赤ちゃんの皮膚は炎症を起こしてしまいますが、酸化しぬくいオリーブ油を赤ちゃんの皮膚に塗っても何も起こりません。それだけオリーブ油は酸化しにくいという性質があるわけです。酸化しにくいオレイン酸を多く含んでいるオリーブ油を揚げ物に使えば、カラリと揚げられます。オリーブ油に多く含まれているオレイン酸が悪玉コレステロールを減らし、肌の新陳代謝を高め、便通を改善します。